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印刷技術を使ってオリジナルのRFIDを開発
独自のノウハウで困りごとを解決する

株式会社テクノリンクス 代表取締役 石垣 文寿 氏

ABOUT COMPANY

北海道札幌市の中心部から少し離れた閑静な住宅街の一角で、独自の印刷・包装技術とRFID技術を軸に
事業展開を図るテクノリンクス。創業以来15年以上、RFIDの開発やそれを活かしたビジネスモデルの
企画・販売、印刷・包装の技術コンサルタントなどをおこなっています。
東京や大阪の名だたる大手企業が、RFIDの開発技術を求めて訪れるという同社。
テクノリンクス独自の技術とRFIDの可能性について代表取締役の石垣 文寿氏にお話を伺いました。

大日本印刷で培った
印刷・包装技術

もともと、大日本印刷に勤めていた石垣氏。そこでは、今では当たり前に流通しているものの、当時は思いもつかないような変わった形状の容器の開発や、それに対応した印刷技術の開発など、さまざまな製品の企画開発に従事してきました。
「印刷と包装の技術っていうのは、パターン化と積層の技術なんです。必要なところに必要なパターンを作って積み上げていく。これが印刷によるエレクトロニクス技術につながります。絶縁層と回路層を積み重ねていって必要なところだけ通電させればいいという、非常に面白い技術だと思います」と石垣氏は話します。
印刷の技術と包装の技術を使って、何か面白いことができないか。そう考えていた矢先に、知り合いからRFIDが必要だという相談が石垣氏に入ります。それならRFIDで創業しようということで、2002年に創業したのが、同社の始まりとなります。

印刷によるエレクトロニクス技術は非常に面白いと語る石垣氏
印刷によるエレクトロニクス技術は
非常に面白いと語る石垣氏

RFIDでできること

RFIDとはいわゆるICタグのこと。商品の管理などでは一般的にバーコードが使われることが多いですが、RFIDでも同じようなことが可能です。ただ、バーコードにはない特色がいくつかあります。書き込める情報量が多い、書き換えが可能で繰り返し使える、表面が見えなくても読み取りができる、複数のタグを同時に読み取りができるなどです。近年では、制作コストが下がっていることもあり、多くの場面で導入が進んでいます。

アンテナを独自に開発。
印刷技術も活用

テクノリンクスの独自性は、RFIDのオリジナルインレットを開発できるところです。インレットとは、ICチップとそれに接続した、さまざまな形のアンテナ部分のこと。このアンテナの形状次第でRFIDの性能が大きく変わると言います。「既存のインレットだと、タグを貼る場所などが限定されてしまいます。そうならないように、アンテナのパターンも考えましょうということで、インレットの開発を始めたんです」と石垣氏。もう一つの大きな特徴が、これまで培った印刷のノウハウを最大限活かして、印刷技術を使ったRFIDタグを製造できるところ。どういう材料で、どういうインクを使えばいいのかを指定し、外注して制作しています。こうして開発された紙製のICタグは、新聞などのメディアでも大きく取り上げられ、話題となりました。

ロール紙にRFIDをどう設置するかが課題だった
ロール紙にRFIDをどう設置するかが課題だった

大手企業からの
問い合わせも多い

テクノリンクスの独自技術を求めて、大手企業・中小企業問わず、日本全国から問い合わせが来ていると言います。今、協業しているのは、京都にある株式会社村田製作所。村田製作所のICチップを使って、無指向性ICラベルや偽物ブランドの混入を防止する真贋判定用タグなどの開発を進めています。「RFIDのオリジナルインレットの開発ができて、印刷技術の知識もある。そんなところはなかなか他にないんでしょうね」と石垣氏は話します。

アンテナ形状に独自性をもつインレット
アンテナ形状に独自性をもつインレット

RFIDの設置の仕方にもひと工夫

同社では、これまでRFIDタグを設置することが難しかった場所に、どうやってタグを取り付けるかという提案もしています。例えばダンボール素材でできたロール芯。この中に紙の台座をボンド接着させ、紙製のICタグをヘアピンで取り付けます。すると高速でロール芯が回ってもビクともしないとのこと。これで可能となったのが、印刷事業を行っている会社での紙の種類や残量の管理です。ロール芯のタグを読み込むことで、どの種類のロール紙が何本あるか分かります。また、印刷にロール紙を設置し印刷開始時間と印刷終了時間を管理することで、これまでは熟練の管理者がおおよそでしか把握できなかったロール紙の使用量を、回転数から正確に把握することが可能になりました。
「在庫管理やトレーサビリティなど、こういった困りごとは、他の分野でもいろいろあると思うんです。そう言った困りごとを教えてもらえれば、いくらでも解決策を提案させていただきます。RFIDの便利さをもっと知っていただけると嬉しいです」と石垣氏。今考えているのは、居酒屋などにある生ビールの金属タンクにRFIDを付けることだそう。普通、電波は金属に吸収されてしまうため、RFIDを取り付けるのは難しいのですが、金属対応のタグを開発。プラダンなどを間に入れて設置することで、きちんと電波を取得し、タンクの在庫管理が一瞬でできるようしたいと考えています。

さまざまな用途に対応できるタグを開発
さまざまな用途に対応できるタグを開発

製品の制作段階からRFIDを組み込みたい

布製のRFIDも開発しており、アパレルへの活用も模索しています。服の値段のタグにRFIDを使い、レジ作業を簡略化するなどの動きはすでにありますが、布製のRFIDであれば、服のブランドタグなどに直接利用することができ、偽造防止にも役立ちます。
また、包材メーカーと組めば、パッケージを印刷する際に一括でRFIDを組み込んでしまうことも可能だとのこと。「大元からつけるという発想が大事です。将来的には、包材メーカーは良いポジションに立つのではないかと考えています」。

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株式会社テクノリンクスは、大日本印刷で培った印刷と包装のノウハウを生かし、紙製のRFID開発する技術を持つ
独自性のある会社でした。同社はジェグテックのマッチング機能に大きな期待を寄せてくれています。
実際にジェグテックを通じて、大手企業とのマッチングにつながったケースもあったとのことです。

ジェグテックは、さまざまな会社が自社の技術、製品、サービスをアピールできる
ビジネスマッチングサイトです。株式会社テクノリンクス様のように、パートナー企業や自社技術の
アピール機会を探している多くの企業様にご利用いただいております。
これまで出会えなかった企業様とのビジネスマッチングの機会が得られますので、
今後ともぜひジェグテックをご活用ください。

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